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B
昨日、G-houseの施工をやっていただいているKMT(工務店)が過去に手がけた名作を訪れた。


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休日の東京ディズニーランド客がごったがえす京葉線に揺られる事17分、樹木の覆い茂った低層の団地と住宅展示場のような住宅街を練り歩くと、川面のゆらめきのごとき「B」は突如と出現する。。。。という風に建築探訪日記を書くのはやめて、以下感想。


徹底的に構成を視覚化できる視点をもたない、いわば断片的なシーンが連続する。そして「面」が強く表現されていてそれが空間の強さ(?)となっている。ひとつひとつの「面」に捨て面(?)が無く、それぞれのマテリアルが激しく主張している。その強い面がずるずると繋がっていて、Aさんの言葉をそのまま用いるなら「不均質なワンルーム」のような。

評論のための言葉のようになってしまったけど、住宅の内部からくるカタチの決定を放棄したつくりかたは、不思議とまわりの環境と家の中との腑に落ちるなにかしらの関係性があって、(よくわかんないけど)それが良かった。

たぶん、家のまわりの環境と家の中の体験に、なにかしらの関係性がつくられていない、もしくは無頓着な建物は「住宅展示場のモデルルーム」や「ニュータウンの建て売り住宅」になってしまうのだろう。建築家がつくる家でも、その視点から言えば住宅展示場の家は多いと思う。そしてその関係性とは決して「開く」事や「連続する」ことでは無いとも思っていてかの名作「森山邸」もその辺りが腑に落ちなかった。(ただブッチギリに開いていったその先にあるものの可能性が森山邸にはあって、面白いけど。)



ついでに言うと、強い空間がずるずると繋がるような不均質なワンルームを成立させている最大の立役者は、強くて、うっとりするぐらい美しいコンクリートの螺旋階段でなかったかと、思った。




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by seiji_kamayatti | 2006-10-22 20:33
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