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9坪2006
先週のこと、、、

今年も祭りました。
「9坪2006」

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提出間際のキタナカホワイトは熱気につつまれ、皆無事に提出した。
今回の祭りの感想を少し書きます。

大勢でコンペをやるのは楽しい。
iちゃんが素晴らしいアイディアを出してそれに刺激され、
hmちゃんがなかなか手をつけずにず〜〜っと膝を抱えて熟考してるかと思えば、
次の日には既に完成してるのを見てびびったり、
yst君のマイペースっぷりに感心したり、
mnrのバカっぽいタイトル(結局違う案で出したようだけど)に大笑いしたり、
harihariの大人げない設計(しかも相当イイ)と神降臨的余白使いに溜め息が出たり、
どれもさすがの一品でとても見てて勉強になった。
電化住宅がテーマだったけど、それを鮮やかに9坪のセカンドハウスとして提案するのは難しかったし、みんな苦労したんだと思う。


それと、僕の提出したものについて少し書く。


「尺度」について

今回9坪コンペをやっている時に考えていた事は、実は電化についてでなく、
「尺度」についてだ。
まず、セカンドハウスの意味がいまいち分からず、誰かに聞いたら「別荘」という答えが返ってきた。それでまず「どこにつくるか?」を考えた。
ふと大草原に決めた。以前後輩のsmdが草原の家を設計してるのを見て、面白そうだったから。。。すると、広大な草原(地平線が見えてしまうような)にちっさい9坪の家なんかを作ったとしたら9坪の面積の持つ意味が変わると思った。
9坪ハウスは「小さい家にどれだけ工夫して豊かな住環境を獲得できるか」といった事が主題だったりするわけだけど、この段階で僕の中での主題は

「広大な自然に対して9坪という小さい家がどれだけ関係を持てるか?」

に置き換えた。いくら広大な自然に向かって開いた開口を作ったり、風景を切りとったり、生活が外に広がるような開放的な設計にしても、何か腑に落ちない感じがした。
そこで考えたのが小さな家特有の「尺度」を徹底的に消してしまう事。
外形は9坪ハウスの原則を踏襲しつつ、どこもかしこも9坪ハウスらしからぬ尺度になるように設計した。そうすると関係性として広大な自然と連続する、様に感じた。。。
草原の中にこつ然とあらわれる大きな壁(大きな扉だけど)、天井が抜け落ちてしまった遺跡のような場所、巨大な組石造の一部のような場所など、到底小さな住宅では見られない尺度の空間の断片。それでも、ちょっと離れて全体を見てみれば、それはそれは小さな小さな9坪ハウス。
大草原の中ではそんな感じの建ち方が腑に落ちた。

でもこれじゃあまりにもコンペのお題から遠くそれこそ地平線の彼方まで離れてしまったので、思い悩んだ挙げ句の果て、ちょちょっと図面に加筆して、以下のような文章を書いて提出しました。


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「大草原の大きな扉」
様々な電化製品は、家を成立させるための「屋根」や「壁」と同様に、「ある場所」を住環境化する役割を担っているのではないだろうか。

この大草原に建つ小さな家には、大きな扉(9坪ハウスの外形で可能な限り大きな扉)があり、その内側にコンセントが一つある。
仮に、その扉を閉めている時、家の中は「電化された空間」である。
しかし扉を大きく開け放つと、コンセントは草原の中に放たれ、「電化された草原」になり、家の中は「非電化のからっぽな空間」になる。

例えば、照明やテレビも無く自然光と風の音に包まれるような「非電化の住宅」と、「屋根」「壁」は欠落しているが、大きな空の下で料理をしたり音楽を聞くといった「電化された草原」では、はたしてどちらが「家らしい」かは、あいまいであるが、より草原のような自然のもつ環境に近づいているように思われる。




以上、出したった〜〜〜〜

そろそろ芸が無いと思われそうだ。。。
でもまだまだ考える価値はある。はず。
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by seiji_kamayatti | 2006-08-30 21:49
風景に溶け込む、にも程があるだろ。
先週末、お盆ボケが抜けない。

「暑いから、今日は家にいようと思います。」

という相方を瀬田の家まで車でお出迎え。
そこには、「甲子園を見てたら夏が終わった」という夏の終わりに良くいる人の
典型な相方が、いた。

連れ出して行ってきました。「ちひろ美術館」(東京)設計:h.naito



エンジ色の外壁は風景に溶け込んでいて、
というか、隣のマンションと全くおんなじ色をしていて、
新青梅街道からは発見不可能でした。




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分棟形式のせいで周りと上手く溶け込んでいました。
外壁もめちゃくちゃピシっと決まってます。



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裏に回ってみる。




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んん?裏はヨレヨレ。叩いてみた。ベコベコ。
見えないところは節約ですねぇ。。。
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by seiji_kamayatti | 2006-08-21 16:03
お盆に偶然見つけた小さな家二つ
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その1 案外小さくない家  
遠くからそぉ〜〜〜っと見学しました。





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その2 浮いてる家


その2は実は近所にあった。板金屋の職人さんが過去に携わったガルバの竪はぜの外壁を色々と見せに連れてってくれた。
一発目に知ってる建築だったので妙にテンションが上がった。
設計者はm-satoさん。ただ、ハゼの部分は傷だらけだし、板はヨレヨレで、比較的旨くいってない事例として紹介されました。
でも、個人的には傷もヨレヨレもあるけど、ピシっといってるけど、プレキャストした跡が残ってるような金属板には無い「素材っぽさ」があって良かったと思う。


板金に限らず、建築をとりまく色んな建材は、「クレームが少なくなる」ような方向に開発されているようだ。職人も手間が軽減してクレームが少なくなれば万々歳。
でも、そーやって失われてしまうモノは多々。。。
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by seiji_kamayatti | 2006-08-17 16:44
アイツの仕事おさめ
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僕のノートにこんなイタズラをして、
アイツは栃木の実家へ帰って行った。


みなさん、良いお盆を。。。

おぼ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん  どか〜ん  ばきゅ〜〜〜〜〜〜〜〜ん
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by seiji_kamayatti | 2006-08-14 15:54
こっちも解体
G-houseの既存家屋解体が差し迫る今日この頃。。。
実は僕のじいちゃんの家も解体が差し迫っている。

今日はいらない家具や粗大ゴミを外に出したりしていた。
たいていの家具とかは親戚達の間で貰い手が決まっていて
ポストイットで「〜〜〜(名前)予約」と貼られている。
そんな中で何も貼られていない、けれど一目で惚れてしまった、
いわゆる一目惚れの一品を発見。


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小さい椅子と机。





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スイカを置いてみる。
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by seiji_kamayatti | 2006-08-10 20:05
どうしょうもない終わり方
数ヶ月前、キタナカで映画のロケが行われていた。

『地下鉄(メトロ)に乗って』

原作 浅田次郎
音楽:小林武史
監督:篠原哲雄
脚本:石黒尚美
編集:キム・ソンミン
キャスト:堤真一 岡本綾 大沢たかお 常盤貴子





で、読んでみた。

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つづいて、読んでみた。

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止まらず、読んでみた。

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どれも、どうしょうもない終わり方。
うまく言えないけど、読み終わったあと、魂だけが残る。


夏はプールサイドで読書に限る。
でも、日焼けしすぎるとお施主さんに「遊びすぎで設計が進んでない」
と思われてしまうんじゃないかと、ハラハラしている。。。




この後は宮部みゆきデビュー。
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by seiji_kamayatti | 2006-08-08 02:24
青森
週末、法事のため青森は弘前に行ってきた。

一泊二日家族行動。車で青森。片道9時間。
東北自動車道を端から端まで。
時間の合間に見てきたもの。



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倉庫好きにはハァハァ。。。
Yoshitomo Nara
「A to Z」






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信号機すれすれ
「じょっぱり太鼓」byねぷた祭り






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ついにカリーナ走行距離
「10万キロ」









「099999」から「100000」に変わる瞬間を逃したのが残念。。。
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by seiji_kamayatti | 2006-08-07 01:47



 釜萢 誠司 / Architect
by seiji_kamayatti
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