先日長谷川豪さんの五反田の住宅を、ひょんな偶然から見学させてもらった。
ちょうどその日は雑誌の撮影ということで、インテリアに飾る用の花を抱えた長谷川さんは超さわやかお兄さんといった感じで作品とのギャップに多少とまどう。 2本の塔のような建物の間の高さたぶん10mくらいの馬鹿でかい扉と 2本の建物の窓を通した視線の交錯 という思考だけで最後まで作り上げた建築。 そこだけを信頼しつづけたようなストイックな住宅ができるまでの ストーリーというかシナリオというか、そんな事を想像するだけで鳥肌がたった。 そして最上階から吹き抜けを見下ろしたときも怖くて鳥肌がたった。 個人的には、コンクリートのたぶん2×6の普通型枠を用いたちょっと粗雑な外壁の感じがいいなぁと。遠くから見るとキレイなコンクリートの壁より少し柔らかく見える気がした。 早く次回作を見たい。
by seiji_kamayatti
| 2007-09-02 02:31
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